☆感動するいい話☆ 身から出たサビ
- 公開日
- 2014/01/25
- 更新日
- 2014/01/27
校長室&職員室より
中学生の頃、
特に忘れられない思い出があります。
教育大学の学生さんが教育実習に来た時のことです。
彼は柔道三段という腕前でした。
その人と練習で組み合うと、いとも簡単に投げられる。
受け身を取って一本にされるのは悔しいので、
私はちゃんと受け身を取らずに最後まで粘り、変な手の付き方をしてしまった。
そのために、腕がボキッと折れてしまったのです。
実習の先生としてみれば、大変なことです。
部活動をしている最中に、生徒の腕を自分のせいで折ってしまったのですから。
その日の夜、慌てたように先生から電話がありました。
電話を取ったのは母ですが、そばで聞いていると、先生は受話器の向こう側で
平謝りをしている様子でした。
しかし母はその時、こう答えたのです。