忘れもしない３年前、東日本大震災がありました。当時六年生だった子供達は混乱の真っ只中もあり、卒業式はあきらめかけていました。でも、先生方が余震が続く中、体育館に卒業式のステージを準備して下さったのです。来賓の方も、在校生もいない静かな静かな体育館で、それでもあきらめていた卒業式をしていただけたことで本当に胸が熱くなりました。
　そして今日、当時の六年生だった長男とともに、次男の卒業式に参列いたしました。やんちゃだった子供達、個性が強くこだわりも強い分、先生方に迷惑をかけたことも沢山ありました。でも、一年ごとに成長し、素晴らしい姿で今日を迎えることができました。
３年前の在校生の姿がない卒業式も、今日の素晴らしい卒業式も、私達親子にとって大切な記憶となりました。
　そして、今まで子供達を見守り、支えてくださった先生方や地域の方々、本当にありがとうございました。感動と感謝の気持ちを胸に、これからも子供達とともに前進していこうと思います。　＜黒い彗星の母より＞

※ご卒業おめでとうございます。子どもたちが６年生になった昨年の４月に着任しましたので今年の６年生には特別な思いがありました。立派に育ってくれた子どもたちと、いつも温かくご支援いただいた６年ＰＴＡスタッフの皆様に心より感謝いたします。