千葉麻美選手の講演会から学ぶこと
- 公開日
- 2014/12/07
- 更新日
- 2014/12/07
校長室&職員室より
12月5日(金)の午後から開催された校長会において福島県出身のオリンピック選手の千葉麻美選手をお迎えして、これまでのアスリート選手としての歩みについてお話をお聞きする機会がありました。千葉選手は、結婚・出産を経験しても今でも現役選手として次のブラジル大会を目指して、厳しいトレーニングを重ねています。千葉選手のこれまでの体験を通したお話はとても説得力があり、子どもたちの教育にも大いに参考になりましたので、話の要点をお知らせします。
1.小さい子どもの頃から負けず嫌いの性格で、何でも競争することが好きで、いつも男子と競争することが多かった。
2.中学校、高校で陸上専門の指導者と出会い、正しい走り方を指導されてから記録がどんどん伸びるようになった。何でも基礎基本を正しく身に付けることは、とても大切である。
3.子どもたちには自分にもっと自信を持ってほしい。自信を持つには、小さなことをコツコツと積み上げて、継続して努力することが大切である。
4.一流のアスリートは、私生活の自己管理がしっかりできて、人間的にもすばらしい人が多い。
5.レース前に雑念があるときは、よい記録が出たためしがない。よい記録が出たときは、何も考えていない、無心の状態の時である。
6.試合前にマイナスな事を考えた瞬間に、その通りになることが多い。いつもプラス思考を大切にしている。
7.記録が出せたレースは、走りながら景色が違って見える。
8.陸上競技は、個人競技だが、個人競技ではない。同じ陸上の仲間による刺激し合う関係を大切にしている。
9.目標は、評価しやすいように、具体的な数字で立てるのがよい。
千葉麻美先生から放たれるオーラは、美しく素敵なオーラでした。次のオリンピックにも是非出場して、福島県民に元気と勇気を与えてほしいと思いました。今後益々のご発展をお祈りいたします。