本日の給食の献立は、「ごはん、チキン竜田、キャベツのゆかり和え、くきわかめスープ、牛乳」でした。
今日は、なぜむらさき色をしたしそをふりかけのように乾燥させたものを「ゆかり」と呼ぶのかについてお話しました。
昔の古い歌に古今和歌集というものがあります。
その中に、「紫の ひともとゆゑに 武蔵野の 草はみながら あはれとぞ見る」という歌があります。
歌の意味は、「むらさき草が一本咲いている。という縁(えん,ゆかり)だけで、武蔵野の草花が、皆いとおしく(身近に)感じてしまう。」というものです。
むらさき草が「縁」のあるもの、「ゆかり」のあるものとして、うたわれているところから、「むらさき色」を「縁(ゆかり)の色」というようになりました。
人の名前で「紫子」と書いて、「ゆかりこ」という人もいます。