鑑賞教室で演技力を学びました。
- 公開日
- 2014/06/06
- 更新日
- 2014/06/06
粟野小日記
粟野小恒例の鑑賞教室を行いました。今年は、劇団民話芸術座の「おけさのひょう六」(手塚治虫原作)でした。第1部は5年の須田君、佐藤さん、6年の村上君、遠藤さんが朗読劇に挑戦しました。第2部では、5年の村上さんが「お花」の役で出演しました。どの子も感情を込めて堂々と演じていて、まるで本物の役者のようでした。
物語は、踊りを通して理不尽な殿様や武士の世界に対する抵抗を続けたひょう六が、殿様の家来に切りつけられ、踊れない体になると、飼い猫のちびが代わって踊り続け、弱い者の支えとなり、強い者への抵抗を続けます。ひょう六の魂が宿ったような力強い踊りを披露した末に、静かに静かに倒れこんでいくちびの姿が、子どもたちの心にしみこんでいきました。
さて、来週は学習発表会です。この体験を生かして素晴らしい演技を披露してくれることでしょう。下見が楽しみです。