学校日記

じろはったん

公開日
2014/02/13
更新日
2014/02/13

学校日記

 保原町富沢地区のお住まいの永野泉様より「じろはったん」の絵本とDVDをご寄贈いただきました。
永野様は、以前石巻市にお住まいで、3.11による津波で自宅が被害に遭われました。しかし、瓦礫の上にこの絵本がポツンと残っていたそうです。
永野様は「じろはったんが『ぼく、ここにいるよ。』と語りかけてきたのです。私が大好きなこの本を、一人でも多くの子どもたちに読んでほしいと思っています。」とお話しされていました。
 「じろはったん」とは兵庫県の生んだ児童文学作家「森はな」さんの代表作で、昔から読み継がれてきた物語です。優しく純粋な心の持ち主「じろはったん」と、村の子どもたちや人々との交流が描かれています。知っている方も多いのではないでしょうか。
 本校の子どもたちにも、ぜひ読んでもらいたいと思います。
 永野様、ありがとうございました。