第2学期終業式 式辞
- 公開日
- 2014/12/22
- 更新日
- 2014/12/22
校長室だより
第2学期終業式 式辞
長かった2学期も今日で終わりです。季節も夏、秋、冬と変わり、80日間という1年間で一番長い学期でした。大きな事故・けがもなく皆さんとともに、今日の日を迎えることができたことを大変うれしく思います。
私は、皆さんの学校生活で「あいさつ」が本当によくなっているなあと感じています。朝の「おはようございます」に加え、「こんにちは」、「さようなら」のあいさつが今まで以上に校舎に響くようになったなあと感じています。校門横に「あいさつは心のかけはし」という看板が掲げてあります。これからも「いつでも」「どこでも」「だれにでも」あいさつができる人になってなってほしいと思います。あいさつ日本一の学校を目指したいものです。
この2学期は、「清梁祭」などの学校行事や各種大会・コンクールの出場など、1学期に引き続き、部活動での皆さんの活躍は本当にすばらしいものがあったと思います。改めて、今年の清梁祭も本当に素晴らしかったと思います。これらの行事や大会で感じたこと、そして学んだことをこれからの学校生活に生かしてほしいと思います。
ところで、何と言ってもこの2学期、感動的だった行事は、神奈川フィルハーモニー管弦楽団芸術鑑賞教室ではなかったでしょうか。この企画は、文化庁主催「文化芸術による子供の育成事業(巡回公演事業)」にちょうど1年前に応募、採用され取り組んできたものです。
オーケストラの演奏はもちろんのこと、吹奏楽部員とのジョイント演奏、さらにはオリジナル曲「あなたに伝えたいこと」の全校合唱など、限られた時間の中であれだけの感動ある充実した演奏会ができ、本当に驚いています。
特に、オリジナル曲「あなたに伝えたいこと」は、正直、本当にできるのだろうかと思ったほどでした。しかし、校内で応募した皆さんからの歌詞とメロディーを先生方がていねいに紡ぎ、気持ちを一つにして作り上げた曲であり、本校の宝となりました。そして、校歌と共に、末永く歌い続けていきたいと思っています。地元新聞にもこの行事が大きく取り上げられました。読んだ人もたくさんいると思います。
実は、その新聞記事を読んだ方から、心温まる皆さんへの励ましの手紙をいただきました。先生自身も本当に感激しています。その手紙をこれから皆さんに紹介します。
※ 手紙の紹介
多くの人を感動させることができた、今回のこの行事を通して、皆さんが母校、梁川中学校を誇りに思い、自信を持って今後の学校生活を送ってくれることを期待しています。
結びに、3学期は一年間のまとめの学期と同時に、進学、進級の準備をする大事な学期です。「一年の計は元旦にあり」と言います。新年には目標をしっかり立て、すばらしい年になるように願いたいものです。
では、第3学期始業式に元気に会いましょう。
平成26年12月22日
伊達市立梁川中学校長 鈴木昭夫