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学校日記

あけましておめでとうございます

公開日
2023/01/01
更新日
2023/01/01

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 何となく 今年は良いことあるごとし 元日の朝 晴れて風無し
石川啄木

 啄木がこの歌を詠んだのは24歳の時です。実際の生活では啄木は生まれたばかりの長男を亡くし、両親も妻も病気がちで自分も体の不調のため、夜勤を止め手元に残るは借金ばかりという苦しい時代でした。それでも年が明けて青空を見ると、心が晴れやかになったのでしょう。また、苦難を乗り越えて頑張っていくという決意も感じます。
 決意新たに、晴れやかな気持ちで新年をスタートしたいですね。

石川 啄木(いしかわ たくぼく)、1886年〈明治19年〉2月20日 〜 1912年(明治45年〉4月13日)は、岩手県盛岡市出身の日本の歌人、詩人。