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学校日記

時代を読む

公開日
2023/01/20
更新日
2023/01/20

トピックス

令和5年の展望 新聞7社元旦の社説・論説より
 これからやがて、社会に出ていく生徒の皆さんには、世の中の動きに関心をもって過ごしてほしいと考えています。元旦の新聞の社説・論説を読むと、世界全体が危機的な状況にある時代を私たちは生きていることがわかります。実際の記事は図書室に掲示してありますので、時間を見つけて目を通してほしいと思います。
○朝日 
 戦争を止める英知いまこそ 国連はロシアの拒否権行使で侵略戦争を止める決議を採択できなかった。戦争を一刻も早く止め、同時に未然に防ぐ手立てを構築する必要がある。知力を尽くした先人たちにならい、人類の将来を見すえ、英知を結集する年としたい。
○毎日
 人類は新たな「歴史的危機」に直面 進行する「内なる専制」 専守防衛に基づく安保政策の大転換・原発の新増設方針が国会での熟議抜きに決定 民意が政策に反映されず 市民の力を生かし実効性ある民主主義をいかに作り上げるかが問われている
○日経
 分断を越える一歩を踏み出そう 新型コロナから3年世界の分断深まる 「ツキディデスの罠」と「キンドルバーガーの罠」の2つの罠に陥りつつある 侵攻を終わらせ、国連やWTOなどの機能を回復する必要あり 日本は世界の分断修復に外交力も発揮したい
○読売
 国連安保理の議長を務める日本が平和な世界構築の先頭に立つべき。独裁者に暴走しなように防衛力の強化が必要。国際世論の高まりが最悪事態を部分的に回避させている。国際社会での発言力には道義の裏付けも不可欠。政治の信頼が国力の礎。
○産経
 「国民を守る日本」へ進もう 戦後初めて戦争を仕掛けられるかもしれない 台湾有事と日本有事が否応なく連関 反撃能力の運用は何年も先 地下シェルター整備は急務 中朝露が核戦力増強に走っているのに核抑止態勢強化の具体策なし 
○民報
 持続可能な国をどう築いていくか深く考えて行く必要 コロナを5類引き下げは丁寧な議論必要 物価高など世界的な要因が日常生活を直撃 軍備増強、福島第一原発事故からの復興、原発回帰等、国の針路を主権者としての自覚を高め見定めたい
○民友
 ウクライナ危機で家計を苦しめる物価上昇 3年ぶりに行動制限ない正月 原発事故から12年、全町避難の双葉町がようやく避難指示の一部解除 春以降処理水の海洋放出開始を計画 懸念される風評 自らの手で自らの未来を創造する喜び実感したい