学校日記

朝河貫一先生とのご縁(序)

公開日
2016/01/12
更新日
2016/01/12

お知らせ

昭和20年代までエール大学で教鞭を執られた、
朝河貫一先生の名前が校歌の一説に歌われています。

校歌の2番
♪言の葉かおる小手姫の 伝えを今に朝河の
 文化の誇り受け継ぎて♪
朝河先生は旧二本松藩士 朝河正澄の長男として誕生し、
父親が伊達郡立子山村小学校長として伊達郡に赴任するとともに、
幼少期を伊達地区で過ごしました。
その後、福島県尋常中学校(現福島県立安積高等学校)へ進学し、
語学を英国人教師トーマス・エドワード・ハリファックスに教えを
受けました。当時の朝河少年は、英英辞典を覚える度、そのページを
破り捨て、残った革表紙を桜の木の下に埋めたそうです。
それが、現在安積高校の朝河桜として往事をしのばせています。
また、卒業時、総代として英文で答辞を述べたと伝えられています。
福島県の朝河貫一賞は、博士の業績を讃え、毎年中・高生が国際交流や
国際的見聞について書いた論文を表彰しています。(続く)