新型コロナ感染拡大に伴ういじめの未然防止に向けた道徳科の授業(中2・3))
- 公開日
- 2021/01/19
- 更新日
- 2021/01/19
学校行事
本日の6校時、中学2・3年生の各学級で、昨日の1年生の授業に引き続き、道徳科の授業を行いました。
電子黒板でコロナにかかわる事例を見た後、「コロナ禍の中、家族でスーパーに行くこと」について自分はどう考えるか、「心のものさし」で賛成、少し賛成、少し反対、反対か、理由と共に自分の考えを持ち、近くの友達と話し合い、意見を発表しました。
生徒の感想を紹介します。
○ビデオの「正しく恐れる」という言葉が印象的でした。差別することで、また感染が広がるという悪循環にならないためにも、差別を絶対にしないという気持ちをもって生活しようと思います。
○私もつい、咳をしている人を見たら、コロナを連想してしまうし、一度コロナにかかった人を見たら、「コロナにかかった人」という目で見てしまう。でも、そういう気持ちから差別や偏見が生まれてしまうから、なるべくそう思わないようにしたい。
○これからの生活で不安や恐怖をゼロにするのは難しいと思います。でも、こんな時だからこそみんなで手を取り合い、協力して差別や偏見などを少しでも少なくできたらなと思います。
先週末には、伊達市教育委員会教育長先生の緊急メッセージが発せられました。そのメッセージの初めには、こう書かれています。
「新型コロナウイルス感染症が発生してからは、これまでと違う毎日に、皆さんはたくさんの不安を感じてきたのではないでしょうか。そのような中でも、多くの方々が、皆さんが困らないように働いてくださっています。」「しかし、残念なことに、そういった方々やその家族、そして感染症にかかって苦しんでいる人たちが、責められたり差別されたりするといった悲しい出来事が起きています。………」
こうしたことは本当に悲しいことだと思います。ぜひとも月舘学園の子どもたちには、つらい思いをしている人にはやさしく声をかけ、そうした人の心を支えられるられる一人になってほしいと思います。