聖武天皇の大仏づくり
- 公開日
- 2018/06/06
- 更新日
- 2018/06/06
第6学年
今日の社会科では、聖武天皇が大仏づくりに込めた思い(荒廃した世の中を仏教の力で治めたい)を実感させるための授業を行いました。
手の大きさや足の裏の大きさ、顔の長さ、座高を線で引かせました。そうしたところ、子ども達は見るだけではなく、自分の身長や歩数とも比べ始めました。ある児童から「こんなもんだったの?あまり大きくないな。」の一言。すかさず別の児童が、「でも、幅を考えてないよ。重さも!」と発言し、そこから幅も重さも提示しました。幅は数十メートル、重さは350トン!実際に数十メートル歩ってみる子ども達。その後、「やっぱり聖武天皇は仏教への思いが強かったんだな。」「大仏にこめた重いが大きさや重さに表れているよね。」という感想が次々に出てきました。時を超えて、歴史的事象と子ども達がつながった瞬間だなと感じました。
今後も実感を伴った歴史学習が展開できるよう工夫していきたいと思います。