★小学一年の聖人★
- 公開日
- 2015/01/06
- 更新日
- 2015/01/06
感動するいい話
ある家庭に脳に障害のある男の子がうまれた。
そして数年後さらに次男誕生。
小さい頃弟は喧嘩のたびに「兄ちゃんなんかバカじゃないか」というのを聞いて母親は悲しんだ。
だが母はなにも言わずじっと待つことにした。
兄が小学1年生になった時、兄の同級生を招いて兄の誕生日の祝いをしたが、
兄は悲しいかな、急に招待した同級生を殴りはじめた。
そのとき弟が飛び出してきて、
「お兄ちゃん殴るんだったら僕を殴って、ぼくなら痛くないから!」
それをきいた母は心の中で、「ぼうやありがとう」と言った。
その弟が小学一年生に入学した時、隣の席は手に障害のある子だった。
体育の授業のある日は体操服に着替えねばならないので当然その隣の子は着替えに手間取って遅れてきた。
しかし二回目からは時間どうりに来たので先生は不思議に思い、体育の授業のある日そっと教室をのぞいてみた。