★感動するいい話★ 家族のきずな
- 公開日
- 2013/12/08
- 更新日
- 2013/12/08
感動するいい話
東日本大震災の日、私は家にいました。二階でお母さんといた時に、地震が起きました。
はじめは小さな地震だと思い、あまり気にしていませんでしたが、ゆれがひどくなって私は、びっくりして足がすくんでしまいました。
ゆれがおさまり、下に行ってみると食器だなから何枚もお皿が落ち、割れていました。今まで経験したことのない地震にぼうぜんとしていると、下にいたおじいちゃんとおばあちゃんが「大丈夫、大丈夫だ。」と言って、私を励ましてくれました。そのはげましで私の心細さも少しおさまり、元気が出てきました。
そのあと、お母さんがお姉ちゃんを小学校にむかえに行き、連絡がとれなかったお父さんも無事帰って来て、ほっとしました。
電気も水道もなくて心細い思いをしましたが、家族がいっしょにいるので、それだけで心が温かくなりました。
私は、東日本大震災で改めて家族の大切さを知ったので、これからも家族を大事にしたいです。
<「家族のきずな」エッセイ表彰で優秀賞を受賞したH.Tさんの作品>