学校日記

☆感動するいい話☆ 国際線「客室乗務員」

公開日
2014/02/15
更新日
2014/02/15

感動するいい話

15年働いているベテランのフライングアテンダントのお話です。

この方、経営者や、政治家、プロスポーツ選手など、これまでに多くの方と一緒のフライトをしてきたんですが、

「私は普通のサービスをしてきたので、特別心に残る事はありません」

と、言った後

しばらくの間を空けて、

少し涙目になりながら、

「たった一回、

自分で考えて、素晴らしいサービスをしたかな〜って事があります」

成田発のカナダ(バンクーバー)行きのフライトの、

ビジネスクラスでの出来事です。

飛行機が上昇して行く中、

一人の中年男性が、ジーっと腕を組みながら、

不安そうな、悲しそうな、

とにかく複雑な顔をして、窓の外を眺めていたそうです。


この客室乗務員さんは、

(きっと商売の事を考えて、不安があるのかな〜、

それとも、

家族を残して単身赴任で行く事に寂しさを感じているのかな〜)

と思い、後で食事やドリンクを出す時に、少しでも明るくなって頂きたく、

(よし、お名前で呼ぼう!)

と、乗客名簿を見たんです。

そしたらなんと、

Mr. & Mrs. (ミスター&ミセス)

つまり、夫婦のお名前になっていたんです!

(奥さんも一緒なんだ・・・、それなら観光か何かかな〜・・・でも、奥さんの姿が見えないなぁ〜・・・)