マイコプラズマ肺炎について
- 公開日
- 2016/03/03
- 更新日
- 2016/03/03
保健室より
2月中旬より、堰本小学校でも「咳」「喉の痛み」からの「発熱」を起こす児童が見られています。この時期、インフルエンザを1番に疑ってしまいがちですが、伊達市では現在6名が「マイコプラズマ感染症」でお休みしています。インフルエンザに比べ、人数は少ないですが、インフルエンザのように、人から人に感染する力の強い感染症の1つです。
乾いた咳、鼻水、痰、発熱が特徴で、全身倦怠感も見られますが、あまり重症になることはありません。また、聴診器で聞いただけではわかりません。なので、診断に時間がかることもあります。そのため、知らず知らずのうちに広まってしまう、そしてただの風邪だと思ったまま完治してしまうことだってあります。
最近、「乾いた咳をしているな」「熱が出たけど、インフルエンザではなかった。でも咳は続いている」といった場合には、「マイコプラズマ肺炎」も十分に疑われます。お医者さんに「マイコプラズマ肺炎とかではないですか?」と尋ねてみることをおすすめします。