学校日記

☆ 賢者の贈り物 ☆

公開日
2014/11/17
更新日
2014/11/17

感動するいい話

ある都会の片隅に、ジェイムズ・デリンガム・ヤングという若い夫妻が住んでいました。
彼らの生活はつつましく、貧しかったけれど、二人は愛情にあふれていました。
さて、明日はクリスマスです。
ここ数日間、彼女は愛する夫のために何を買おうかとわくわくしていました。何か立派で珍しくて値打ちのある物、夫のジムが持って誇りに思える物・・・。
しかし、若いデリンガム夫人デラには、夫のプレゼントを買うためのお金がたった1ドル87セントしかありませんでした。
デラにはきらきら輝く美しい髪がありました。彼女はそれを売ってお金を作ることにしたのです。
髪は20ドルで売ることができました。
彼女は店店をまわってジムへの贈り物を見て歩きました。
そしてある店でついに見つけたのです。
それはプラチナでできたとても品の良い時計の鎖でした。
夫のジムは祖父の代から受け継いだ立派な金時計を持っていました。しかし、それにつける鎖がなかったので、いつもこっそりと時計をみていたのでした。
あの時計にこの鎖をつければ、ジムは誰の前でも気がねなしに時間を見れるだろう。
彼女はその鎖を買うと、喜々として家に急ぎました。

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