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市歌、「旅立ちの日に」など、歌声が体育館に響く!! 感動とともに 第55回卒業証書授与式
- 公開日
- 2017/03/13
- 更新日
- 2017/03/13
校長室
校長式辞
暖かい陽射しに木々の芽もようやくふくらみ始め、校庭を吹きわたる風に、春の訪れを感じる、今日の佳き日、多数のご来賓、保護者の皆様方のご臨席を賜り、第五十五回卒業証書授与式を挙行できますことは、卒業生はもちろんのこと、教職員一同、この上ない慶びであり、心より感謝申し上げます。
さて、ただ今、卒業証書を手にした百三十五名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
皆さんは、入学以来、学習に、部活動に、そして、生徒会活動に積極的に取り組み、数々の輝かしい実績を残し、伊達中学校の伝統に、また新たな一ページを付け加えてくれました。
運動部での県北大会、県大会、東北大会等での活躍ぶりは伊達中生徒として胸のはれる素晴らしい活躍でした。
文化部でも、吹奏楽部、華道茶道部、情報科学部も各種コンクール、桃花祭、ボランティアなどでの活躍も大変立派でした。
私にとって、各種大会での応援は、楽しみであり、喜びでもありました。
学習面でも、高い学力とともに、英語弁論大会、少年の主張大会、各種作文コンクール、書写コンクール、造形審査会、理科作品展など県レベルで優秀な成績を残してくれました。
一方、「校内体育大会」や「桃花祭」においては、各学級が一丸となって取り組み、爽やかな汗を流すとともに、学級一体となった各種の発表やビッグアートの作成、心を一つにして歌い上げた「校内合唱コンクール」など、いつまでも心に残る素晴らしい思い出となりました。
このように素晴らしい成果と思い出を残すことができたのは、常に「文武両道」の精神をもち、ひたむきに努力する「強い心」、先生方の真剣な指導をしっかりと受け止める「素直な心」、そして、みなさんを支え励ましてくださった保護者、地域の方々に対する「感謝の心」があったからこそだと思います。これらの学習や活動の中で味わった「喜び」、「悔しさ」、そして「流した涙」は、皆さんの「一生の宝・思い出」になると思います。
さて、東日本大震災・原発事故から六年が経ちました。当時、小学生であった皆さんは、このことをどのように受け止め、そして、この六年間、どう思い続けてきたでしょうか。世の中は、一見落ち着いているように見えますが、様々な報道から察するところ、風評被害も含め、復興は道半ばです。しかし、そのことを悲観的に捉えるばかりでなく、前向きに捉えよう、また、多くの人に元気になってもらおうと頑張っている人もいます。
昨年、五月十九日、世界最高峰エベレスト登頂に成功した福島市出身のタレント、なすびさんもその一人です。昨年十一月に、「エベレストへの挑戦〜福島の復興」と題し、お話を聞く機会がありました。福島の復興再生を強く願い、命を懸け、エベレスト登頂に挑んだ姿とその思いを聴き、感銘を受けました。
では、なぜ、人は命を懸け、エベレストの頂上を目指すのでしょうか。この問いに応えるべく世界中の登山家・冒険家がエベレスト登頂に挑戦し、歴史に名を残しています。日本人の冒険家三浦雄一郎さんもその一人です。特に、六十五歳からエベレスト登頂を決意し、七十歳、七十五歳、八十歳と三度の登頂に成功した挑戦は私たち全ての日本人に、いや、世界中の人に勇気と感動を与えるものでした。
ここに、2013年、八十歳の時に、三度めのエベレスト登頂に成功し、帰国後に書いた三浦雄一郎さんの直筆の色紙があります。そこには、「夢いつまでも」と書いてあります。
三浦さんは、その著書の中で、
「夢や目標に至る道は一歩、一歩の積み重ねでしかない。山は、一つのわかりやすい目標である。」
「世界の最高峰エベレスト八八四八メートルも、歩幅わずか何十センチの積み重ねである。あせらず、たゆまず、一歩ずつ足を運んでいくしかないのだ。」
「自分を前に押しやるのは夢の力である」と述べています。
皆さんの夢は何ですか。
この三浦雄一郎さんの言葉、「一歩一歩」そして「夢いつまでも」を卒業生皆さんへのはなむけの言葉とします。
自分の夢・目標をしっかり持ち、一歩一歩踏み続ける皆さんであることを期待します。卒業生百三十五名の皆さん一人一人が、校歌の歌詞「若い力があふれる、若い瞳がかがやく、若い翼が羽ばたく」のように、自らの力で、自らの人生をを切り拓き、幸多き人生を送ることを心より願います。
保護者の皆様方、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。
先ほども申しましたように、大震災ともに送った小学校三年間、そしてこの中学校三年間は保護者の皆様にとっても大きな不安の連続だったと推察いたします。しかし、本日、義務教育九ケ年を修了するという大きな節目を迎えられたお子様の晴れ姿に、感激もひとしおのことと思います。心よりお祝い申し上げます。これまでの皆様方の本校教育に対するご理解とご協力、ご支援に対しまして、深く感謝とお礼を申し上げます。
結びに、この三年間、卒業生を厳しい中にも、温かく見守り、いつも励ましていただきましたご来賓の皆様方をはじめ、地域の皆様、そして、伊達市、教育委員会の皆様、学区内の各校の先生方に心よりお礼と感謝を申し上げ、式辞といたします。
平成二十九年三月十三日
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今月の一字 「夢」
- 公開日
- 2017/03/08
- 更新日
- 2017/03/08
校長室
弥生、3月、平成28年度最後の月となりました。
進学、進級にあたり、4月からの新しい生活に、希望をもってスタートできるよう、それぞれの学年のまとめをしっかり行ってください。
あなたの夢はなんですか?
夢には力がある!!【校長】 -
間もなく東日本大震災、原発事故7年目!(1)
- 公開日
- 2017/03/01
- 更新日
- 2017/03/01
校長室
間もなく3.11となります。
東日本大震災・原発事故当時の新聞を、本校3階ギャラリーに展示しています。その当時、小学低学年であった生徒たち、当時、どんな報道がなされたか、関心をもってもらえればと思います。 -
間もなく東日本大震災、原発事故7年目!(2)
- 公開日
- 2017/03/01
- 更新日
- 2017/03/01
校長室
間もなく3.11 当時の写真を掲示!!