予告なし防犯教室実施
- 公開日
- 2014/10/21
- 更新日
- 2014/10/21
粟野小日記
今日は、不審者対応防犯教室の2回目でした。1学期に行った時は、授業中という想定で、担任の先生の指示に従えばよかったのですが、今回は、昼休みに予告なしの訓練でした。昼休みで校庭で遊んでいるときに、交流館側から不審者が校庭に入ってくるという想定にしました。傘を振り回している男の人が不審者だとわかると素早く職員室に伝えにきたり、周りの友達に教室に戻ろうと声をかけたりと冷静に行動する上級生がいて、講師のスクールサポーターの先生に褒めていただきました。その反面、幼稚園のお迎えの人かと思ったと勘違いして近づいたり、逃げる時に不審者の近くを通ってしまった児童もいたようです。
全体指導では、スクールサポーターの白井さんから、次のような指導をいただきました。
○ 普段と違う人がいたら警戒する。
○ あそびだけに夢中になっていないで、周りを見るようにする。
また、伊達警察署生活安全課の蓬田さんからは、特に先生方の動きについてご指導をいただきました。
○ 子どもの安全を守るためには、すべての先生が連携して、補い合って行動することが大切である。
○ 不審者への対峙を複数で行うためにも、安全が確保されたら助けに行くことも大切である。
○ 自分は次にどう動くべきかを考えて行動する。
○ 屋内の避難場所では、万が一を想定して、子どもを窓から逃がすための心づもりもしておくとよい。
○ 子どもには、知らない人がいたら「お客さんが来たよ。」と先生に知らせる習慣をつけさせるとよい。
今日の防犯教室は、予告なしでも、放送を聞いて落ち着いて行動する子どもたちがたくさんいました。特に、知らせに来た子どもがいたことは、日ごろの声掛けや指導の成果であると実感しました。これからも、子どもたちの安全を守るために、本校の課題に沿った訓練を行っていきたいと思います。