学校日記

桜満開 祝入学!!85名 校長式辞

公開日
2018/04/18
更新日
2018/04/18

校長室

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 春の暖かな日差しを浴び、桜の花も満開となった今日の佳き日、日頃より、本校教育にご理解とご協力をいただいております多くのご来賓の皆様のご臨席を賜り、平成三十年度の入学式を挙行できますことに、心より感謝を申し上げます。
 さて、八十五名の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
 皆さんは、この三月まで、各小学校においては最高学年として学習に、運動に、そして様々な行事に活躍してきました。
 今日からは、伊達中学校の生徒として八十五名、心を一つにして、九年間の義務教育の集大成となる中学校生活のスタートを切ることになります。
 これから始まる中学校生活はわずか三年間ですが、自分の生き方を考え、方向付ける最も大切な三年間になります。今日の感激と初心を忘れず、これからの中学校生活を送って欲しいと思います。
 さて、本校は三つの教育目標を掲げ、そのめざす生徒像を次の三つにまとめています。
 一つ目は、
「 自ら学ぶ生徒(知育)」。
勉強にしっかり取り組み、高い学力を持った人は、自分の可能性を広げられる人になれます。
二つ目は、
「 誠実な生徒(徳育)」。
 礼儀がしっかりし、優しい心の人は、人から信頼される人になれます。
 三つ目は、
「 健康な生徒(体育)」。
 心身を鍛え、相手を尊重し、責任を持って取り組める人は、我慢強く、たくましい人、そして、社会に奉仕し、豊かな心を持った人になれます。
 この本校の教育目標とめざす生徒像を忘れずに、友達同士、切磋琢磨し、勉強と部活動の両立、「文武両道」を目指して、自分の夢の実現に向かって有意義な中学校生活を送ってほしいと願っています。そして、その学校生活の基盤は、何と言っても学級です。一日も早く、互いに友人となり、仲良く楽しい学級を作ってほしいと思います。
 さて、保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。六年前の小学校への入学は、東日本大震災・原発事故により厳しい状況もとでの入学であったと思います。そのことを思う時、本日は、感慨もひとしおかと推察いたします。
 本日より八十五名の大切なお子様をお預かりいたします。
 歴史と伝統ある伊達中学校は、木のぬくもりが感じられ、教育環境が整い、「文武両道」を目指す、名実ともにすばらしい学校です。このような校舎、環境、そして校風の中で学べる生徒たち、そして仕事ができる私たち教職員は本当に幸せだと思います。
 このことに心より感謝し、全職員が一丸となって、お子様を三ケ年の歳月をかけ、知・徳・体の調和がとれ、社会に貢献できる人財として育てていくことをお誓い申し上げます。
 ご承知の通り、中学校時代は、社会に旅立つ準備期間として、心も体も大きく変化し、成長著しい、極めて重要な時期です。お子様は、これから学習、部活動、様々な経験を通して、大人として必要な知識や技能を身につけて参ります。
 しかし、時には失敗をしたり、悩んだりすることも数多くあると思います。どうか、今まで以上にお子様の自立のため、厳しい中にも温かく、支え、見守っていただきたいと思います。
 学校、家庭、地域が、顔と顔を合わせ、手と手を取り合って、指導に当たることにより、教育活動も実の有るものとなり、生徒の健全な育成に繋がるものになると確信いたします。
 結びに、公私ともにお忙しい中、ご臨席を賜りましたご来賓の皆様、本日は誠にありがとうございました。本日、中学校生活のスタートを切る八十五名の新入生のため、これからも、皆様方のご理解と惜しみないご支援・ご協力をお願い申し上げ、式辞といたします。    平成三十年四月六日