第3回福島学プログラム 学校が避難所になった場合の運営について考える
- 公開日
- 2015/11/26
- 更新日
- 2015/11/26
校長室
11月21日(土)、本校1F多目的ホール、体育館およびフォレストパークあだたらにおいて、「第3回福島学プログラム」が開催されました。テーマは「学校が避難所になった場合の運営について考える」です。13日(金)放課後には、本校において事前学習会、「第3回防災リーダー講習会」も開催されました。
具体的には、「避難所運営ゲーム(HUG)」を用いて、避難所運営についての話し合いを行い、実際に体育館で模擬運営を体験するプログラムです。
避難所運営ゲームとは、このような防災教育のために開発されたゲームで何種類かあるそうです。避難所に見立たてた体育館の見取り図を模造紙に描き、何十枚ものカード(避難者、個人情報記載)をめくりながら、体育館のどの場所に避難してもらうか、グループで話し合い、避難所運営のシミュレーションを行うゲームです。(私は初めて知りました)
生徒たちは、午前中、このゲームを行い(写真)、午後は、体育館で家族の協力を得ながら、避難所運営の模擬体験を実施しました。
生徒たちの感想には、避難所に訪れる人は、様々な事情、状況の人たちがいることを実感し、一人一人に対応することの難しさを実感したようです。
例えば、ペットを飼っている人、酸素ボンベを使っている人、たばこを吸う人、外国の人、ケガをした人、旅行で来ている人、寝たきりの人・・・・、そして、如何にプライバシーを大事にしなくてはならないか。
終了後は、フォレストパークあだたらに移動し、炊き出し体験や避難所運営実践プログラムの振り返りを行いました。