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霊山文学講座「會津八一の秀歌鑑賞」〜古都奈良を詠う〜

公開日
2022/12/23
更新日
2022/12/23

生涯学習課

 「いかるがの さとのをとめは よもすがら きぬはたおれり あきちかみかも」 この歌は「斑鳩の里の娘たちは一晩中、機を織っているが、秋が近づいているからであろう。」という意味で、會津八一が法隆寺近くを散歩して機の音を聞いて作ったものです。12月16日(金)、霊山文学講座では霊山中央交流館において福島大学名誉教授高野保夫先生を講師として會津八一の秀歌を鑑賞しました。3回目である今回は法隆寺、中宮寺、法輪寺など斑鳩の里を訪ねて短歌の解説を行いました。講座生は写真や地図、先生の解説により、あたかも実際に現地を旅しているような気持ちになりました。