学校日記

1・2年生修了式 式辞  尊敬され、慕われる先輩に!!

公開日
2016/03/23
更新日
2016/03/23

校長室

           
 1年生、そして2年生の皆さん、修了おめでとうございます。この1年間それぞれの学年で、勉強に、部活動に、様々な活動に一生懸命に取り組んだ証だと思います。
 先日の卒業式は厳粛な中にも感動あるすばらしい卒業式となり、本当にうれしく思います。
124名の卒業生はもちろんのこと、1・2年の在校生の皆さんの態度、合唱もすばらしく、心のこもった思い出に残る行事となりました。
 このように感動ある行事ができる、伊達中学校、そして生徒の皆さんの「素直な心」を誇りに思います。そして、皆さんには、このよき伝統を受け継ぎ、よりよい伊達中学校を目指し、これからも、がんばってほしいと思います。
 
 さて、1月末に行われた、2年生の「立志式」でも大変感心したことがありました。式そのものやテーブルマナーへの参加態度もよかったのですが、2年生全員が親宛に書いた「決意の手紙」の内容がすばらしいことに感心しました。
 その内容で共通に書かれていた主な内容を次のようなにまとめてみました。
 一、 多くの人が、自分の将来の夢やなりたい職業について考えている
 一、 自分の夢の実現には「あきらめない心」が大切であると思っている
 一、 誰もが、これまでの成長を守り、育ててくれた親への感謝の気持ちをもっている

 ここで、この「あきらめない心」について、最近、なるほどと思わされる言葉に出会ったので紹介します。現在放映されているNHKの大河ドラマ「真田丸」の中で、主人公、戦国武将の真田幸村の祖母が若き幸村に諭す場面での言葉です。
 「思うようにならない時こそ、どのように振る舞うかが大事。あきらめてはならない。あきらめない者にのみ道は開ける」(聞き取った言葉なので、原文そのままではない。)
 いい言葉だあと思いました。

 話を戻します。この決意の手紙のように皆さんが成長すれば、伊達市、福島県、そして日本を背負って立てる、すばらしい大人になれると感じ、皆さんを頼もしく思いました。
 「夢・志」を持つこと、その実現のために「挑戦(チャレンジ)」すること、一度や二度の失敗にくじけず、「継続」することができる「強い心」をもった伊達中生であることを期待しています。

 この1年間で皆さんの心も体も大きく成長しました。それぞれの学年が進級し、2年生は最高学年としての3年生、1年生は中堅学年としての2年生となります。
 皆さん一人一人が先輩として、まもなく入学する119名の後輩の模範となり、尊敬され慕われる先輩になってほしいと思います。
 「尊敬される」とは、先輩のようになりたいと思われること。「慕われる」とは、先輩と一緒にいると楽しいと思われることです。
 また、この1年間,皆さんが部活動はじめ様々な活動で活躍できたのも、多くの皆さんの支えがあったお陰であり、「感謝の心」を忘れないでほしいと思います。
 
 結びに、春休み,進級に向け、勉強や部活動にしっかり取り組んでください。気持ちを緩め過ぎて,交通事故にあったり,けがをしないように注意して過ごしてください。
 「自分の命は自分で守る」の気持ちを忘れず、しっかりした生活をして新学期を迎えてほしいと思います。以上で、式辞といたします。
 

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