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布川シニアクラブ生涯学習講座「特殊詐欺対策のお話」

公開日
2025/07/28
更新日
2025/07/24

生涯学習課

 7月24日(木)布川地区交流館で、布川シニアクラブ生涯学習講座が開催されました。今回は同地区布一サロンと同様、福島県警察本部生活安全部生活安全企画課地域安全活動アドバイザーの山辺和弘様を講師としてお招きし、「犯罪被害に遭わないために」というテーマでお話をしていただきました。

 当日は来賓として、伊達市老人クラブ連合会長の伊東寂光様、伊達市議会議長の菅野喜昭様もおいでになりました。

 令和6年度の県内における詐欺被害額は、なりすまし詐欺4億364万円、SNS型投資詐欺とロマンス詐欺合わせて11億7,951万円、合計すると約16億円もの被害が1年間で発生していることになります。

 講話では山辺様が、電子マネーの実物を提示され、どのように詐欺に使われるかを説明されました。また、参加者から月舘地域で実際に起きた「だまされたふり作戦」について概要を教えてほしいという要望が出され、丁寧に答えていただきました。800万円を要求されましたが、警察で綿密な計画を立て、だまされたふりをしながら、横浜市の受け子の少年を逮捕したそうです。

 被害に遭わないためのお話もあり、お金の話が出たらまず疑う、一人で抱え込まず、警察や信頼できる人にまずは相談するといったことを教えていただきました。