11月27日（木）おての里きてみ～なで、小手笑楽校第7回講座が開催されました。今回は消費生活センター出前講座を活用し、「相続について考えてみよう」をテーマに、J-FLEC講師の宍戸美香先生のお話を聞きました。

　初めは、セカンドライフのお話です。老後の生活を支える3つの大事なことがあります。経済力、生きがい、健康の3つですが、この中で生活破綻の一番の原因が健康を損なうことだそうです。膨らむ医療費、看護・介護する家族の大きな負担、親の介護のために仕事を辞め、収入が途絶えて立ち行かなくなるという流れです。お話を聞いて、何より一番大事な資産は健康であることを切実に感じました。

　後半は相続に関する動画を視聴しました。父親が亡くなって、遺産を兄弟と母親でどのように相続するか。相続が争族、そして争続となり、兄弟の争いになっていきますが、遺言書が見つかり無事問題解決となります。父親の残された家族への思いが書かれており、想続となる結末です。

　相続とは、老後とお金とは、少々難しい内容でしたが、宍戸先生のわかりやすいお話で、受講生の皆さんも、うんうんとうなずきながら納得して聞いていました。