生徒指導研修1・いじめ対策研修
- 公開日
- 2024/08/01
- 更新日
- 2024/08/01
伊達市教職員研修講座
令和6年7月30日(火)、令和6年度 第7回 伊達市教職員研修講座「生徒指導研修1・いじめ対策研修」を開催いたしました。管理職・生徒指導主事を中心に25名が参加しました。
講師として、「伊達市いじめ問題対策委員会」委員長 前桜の聖母短期大学教授 加藤竜哉先生においでいただきました。
はじめに、市教委担当から「生徒指導の充実〜いじめ防止について〜」ということで、いじめ対応に関するポイントや伊達市の課題等について説明しました。
次に、「いじめ対策に係る事例」をもとに、この事例における問題点と対応の在り方について、グループで協議を行いました。その後、各グループごと話し合われた内容を発表しました。
講師の加藤先生から、「正しい答えを求めたい心の打破」「決めつけたい心からの脱皮」 「過去の経験から安易に結論付けない」などの大事ないじめ対応の心構えについてアドバイスをいただきました。事例研究をとおして、多面的・論理的・分析的に考えることにより、「いじめ対策の質的向上」を図ることが大切であることを学びました。また、いじめへの対応では、日頃からの信頼関係(教師と子ども、教師同士)が何より重要であることについて改めて考えることができました。
研修受講記録には、「事例をもとに複数で課題や対応を検討したことで、自分事として考えることができた。」「グループで協議したことで、自分では気付かなかった様々な点があることが分かった。」「聞き取りの仕方では、事実確認と指導は別にすること。複数の教員で対応することが分かった。」「学校としての組織的な対応について2学期の始めに確認し、いじめを見逃さないようにしたい。」「いじめの対応も教師の余裕のある勤務と教師同士の信頼関係が大切であるということが参考になった。」などの記述がありました。
研修に参加して大変参考になったという感想が多く、2学期のいじめ対策に多くの示唆を与えていただいた貴重な研修となりました。