特別支援教育研修1.個別計画研修
- 公開日
- 2025/05/09
- 更新日
- 2025/05/09
伊達市教職員研修講座
令和7年5月8日(木)、令和7年度 第2回 伊達市教職員研修講座「特別支援教育研修Ⅰ・個別計画研修」を開催いたしました。特別支援学級を担任している先生方を中心に、78名が参加しました。
はじめに、市教委学校教育課 佐々木義通指導主事から「特別支援学級の指導について」として、「特別支援教育の目的」「特別支援学級の指導と通常学級の少人数学級の指導の違い」「いわゆる交流学習の在り方」などについて説明がありました。
次に、講師の元仙台市立八本松小学校教諭 高橋佳子先生から、「今、求められる特別支援学級担任の指導とは」~個別の教育支援計画・個別の指導計画の作成と活用を中心として~というテーマで講義をいただきました。
具体的には、「個別の支援計画を作るための児童・生徒の課題を見つけ、指導計画・支援計画に生かす」「指導や支援の目標や手立ては、誰でも同じように評価できるものにする」「職業意識や周りの人間との協調性を高める取り組みが大事」など、高橋先生から個別の教育支援計画・個別の指導計画の作成と活用する上での大切なポイントについて、とても参考になるお話をいただきました。
研修受講記録には、「自立や社会参加に向けての課題を、個別の教育支援計画・指導計画にどのように結び付けていくのかを学ぶことができた。」「個別計画を改めて見直し、本当に必要な支援の手立てや目標を検討し、担当が代わっても具体的でだれでも分かる個別計画にしたい。」「これまで個別の教育支援計画・指導計画についての研修の機会が少なく、今回の研修はとても参考になった。」などの記述がありました。
特別支援学級の担任が、講師の先生から大きな刺激を受け、個別の教育支援計画・個別の指導計画の作成と活用について、じっくりと考えることができた研修となりました。