記事

若手教員研修Ⅱ・授業力向上研修

公開日
2025/06/13
更新日
2025/06/13

伊達市教職員研修講座

 令和7年6月12日(木)、令和7年度 第4回 伊達市教職員研修講座「若手教員研修Ⅱ・授業力向上研修」を開催いたしました。教職経験年数の少ない若手教員を中心に、36名が参加しました。

 講師の元福島大学人間発達文化学類教授 宮前貢先生から、「学びたがっている子どもたちに応える授業を実践するために」というテーマで講義をいただきました。

 「授業は、子どもの主体的な学びの場・時間」「子どもの課題解決のための活動をどのようにサポートするか」「練り上げ、深める段階、その時間の山場をどう展開するか」「子どもの学習活動と板書の在り方」「学習のまとめをどうすればよいか」など、宮前先生から「子どもたちに応える授業実践」について、とても参考になるお話をいただきました。特に、「日々の授業こそ、最も大事な生徒指導の場である。」という先生の言葉は、受講者の心に響くものとなりました。

 研修受講記録には、「今日までの指導を振り返ると減点法で進めていることが多かった。明日からは子ども一人ひとりのよさを見つけ、加点法での指導をしていきたい。」「日々の授業こそ、大事な生徒指導であることを学んだ。子どもの様子をよく見て、ほめることを意識していきたい。」「宮前先生の経験談も含めての講義は、自分の悩みとつながる部分が多く、とても勉強になった。」「あっという間の講義時間だった。また機会があればお話を伺いたい。」などの記述がありました。若手教員が講師の宮前先生から大きな刺激を受け、「授業」についてじっくりと考えることができた研修となりました。