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ほばらナイスミセス大学第5回講座・移動学習講座「童話と民話のふるさとを訪ねて」

公開日
2025/11/05
更新日
2025/11/04

生涯学習課

 ほばらナイスミセス大学第5回講座(移動学習講座)「童話と民話のふるさとを訪ねて」を、10月21日(火)と10月23日(木)の2回に分けて実施しました。

 今回は山形県高畠町にある「浜田広介記念館」と、同南陽市にある「夕鶴の里」を訪ねました。浜田広介記念館ではボランティアガイドの方から広介の生い立ちや広介の作品の特徴について解説を聴いたり、「泣いた赤おに」のマルチスライドを鑑賞しました。また、夕鶴の里では「鶴の恩返し」を地元の語り部による語りや、マルチスライドで鑑賞しました。その後、鶴が織った布を寺の宝物としたと伝えられる「鶴布山珍蔵寺」を訪ねました。

 受講生からは「浜田広介は子供向けかと思っていましたが、実際見てみると涙がこぼれるほどの感動ものでした」「今回は初めての所ばかりだったので、大変勉強になりました。改めてそうだったのかと思うことばかりでした」「今回の移動学習は天候にも恵まれ、急がずに見学できて最高でした」「鶴の恩返しの民話は知っていましたが、今回ルーツとも言うべき所を訪ねて知識を深めることができて良かったです」「見学先では丁寧な説明があり、とても有意義でした。個人参加では自分の知識の範囲や考えなどで判断してしまうので、今回の講座は良かったです」「どの施設でもスタッフの方々が温かく迎えてくださってとてもありがたかった」などの感想が寄せられました。

 久しぶりに童心に帰って童話や民話に触れ、私たちが普段忘れかけていた人として大切な生き方を思い出させてくれる機会になったようです。そして、志の同じ仲間との旅行はさらにその繋がりを深めてくれる一日となりました。