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幼保小連携教育研修

公開日
2024/10/03
更新日
2024/10/03

伊達市教職員研修講座

 令和6年10月1日(火)、令和6年度 第10回 伊達市教職員研修講座「幼保小連携教育研修」を開催いたしました。伊達市内の小学校、幼稚園、保育園、認定こども園から、38名が参加しました。

 講師の伊達市立保原小学校副校長 米屋真由美先生から、「架け橋期の充実に向けて」というテーマで講義をいただきました。

「5歳児から小1・2年生の架け橋期は、遊びを通して頭も心も体も動かして様々なことを学ぶ時期である」「架け橋期に育った資質・能力が、小学校の学習につながっていく」「架け橋期のカリキュラムを幼保小合同で作成することが大切である」など、米屋先生から「架け橋期の重要性と架け橋期カリキュラムの作成」について、とても参考になるお話をいただきました。

 次に、掛田小学校 遠藤光広教諭から「霊山方部の取組」について発表していただきました。「保育者と教師、それぞれの見取りの違いに気づくことが必要である」「保育活動と学習活動の共通点や違いをもとに、カリキュラムや指導・支援の在り方を考えることが大切である」など、交流授業を通して相互理解を深めた合同研修について説明がありました。

 方部ごとの協議では、架け橋期カリキュラムの作成について話し合いました。方部ごとの窓口となる小学校・園を中心に、今後3年間で作成していくことを確認しました。

 研修受講記録には、「架け橋期の充実には、幼と小の先生が一緒に話し合い検討するという連携が大切だと分かった」「1年生担任として、幼稚園の学びをもっと理解し、子どもの思いを見取り寄り添えるよう指導にあたりたいと思った」「架け橋期の重要性について、米屋先生から貴重なお話を伺った。小学校の先生方と一緒に聞けたことがとても有意義であった」「地区内の小学校や園とつながる貴重な時間となった。これを機に少しずつお互いの理解を深めていきたい」などの記述があり、今後の幼保小連携を進めていく上で、重要な研修の機会となりました。