子どもたちの豊かな感性と表現に感動 〜ざぶん賞上位入賞〜
- 公開日
- 2021/02/18
- 更新日
- 2021/02/18
教育長の部屋
去る2月12日に、ゆめ・ざぶん賞福島実行委員会が主催する2020ざぶん賞福島表彰式が福島市のアオウゼで開催されました。
このざぶん賞は、生命の源である「水」をテーマとした創作文をとおして、「命」や「環境問題」の大切さについて関心を高めるために創設された事業です。今年は、コロナ禍にも関わらず全国の6千6百人を超える小中学生による「水」をテーマにした作文や詩の中から、伊達小の小野蒼真さんの作品が全国1席のざぶん大賞を受賞するなど、伊達市の児童の作品が上位入賞を果たしました。入賞者は次のとおりです。(敬称略)
※ 全国表彰
〇 ざぶん大賞(全国1席) 「茶わんと水」
伊達小学校4年 小野 蒼真
〇 ざぶん文化賞 「じいちゃんがみせてくれたもの」
伊達小学校4年 猪狩 結斗
〇 ざぶん文化賞 「真夏のループ」
梁川小学校6年 佐藤 ゆうみ
※ 福島県地区表彰
〇 福島県教育長賞 「茶わんと水」 伊達小学校4年 小野 蒼真
〇 伊達市教育長賞 「温泉」 梁川小学校4年 大河原 千暖
※ 特別表彰
〇 玉ざぶん賞 「じいちゃんがみせてくれたもの」
伊達小学校4年 猪狩 結斗
入賞おめでとうございました。いずれの作品も、祖父母や家族とのふれあい、そして普段の何気ない日常生活の中で感じたことをじっくりと自分の心の中で咀嚼(そしゃく)し感性豊かに表現しており素晴らしい作品でした。心からの賞賛を贈ります。
現在、世界的に新型コロナウイルス感染症の渦中にあります。しかし、この感染症も「自然」がもたらした脅威です。私たちは、これから未来に向けて地震や風水害も含めて様々な問題に直面することと思います。しかし、いかに科学技術や医学が進歩したとしても今後の究極の問題は「自然」の脅威や「環境問題」なのではないでしょうか。表彰式に参加しながらこれらの問題に対する関心を高めていくことの重要性を改めて感じました。
最後になりますが、本事業の推進に当たっては、保原高校商業科の皆さんが、事業の趣旨に賛同し作品のデータ入力にボランティアとして協力してくれたということです。伊達市の児童生徒の活躍に大きな喜びを感じるとともに、今後のさらなる飛躍に大きな期待を寄せているところです。
(教育長の部屋2月) 教育長 菅野 善昌
*写真は、左から、佐藤さん(梁川小)、小野さん(伊達小)、
猪狩さん(伊達小)、大河原さん(梁川小)