これからを見据えた道徳科の指導と評価の工夫
- 公開日
- 2021/09/14
- 更新日
- 2021/09/14
伊達市教職員研修講座
9月10日(金)、令和3年度第10回教職員研修講座「道徳教育研修」を開催いたしました。各小・中学校の希望者11名と伊達地区学校教育研究員18名の合計29名が受講いたしました。
今回は、新型コロナウイルス感染症対策のため、東京学芸大学と伊達市教育委員会、各小・中学校を結んでのオンライン講義といたしました。
講師の東京学芸大学教職大学院特任教授 永田繁雄先生より、「これからを見据えた道徳科の指導と評価の工夫〜先が見えにくい今、考えたい指導の在り方とその方向〜」と題してご講義をいただきました。「今までの道徳教育・授業のよさと課題を改めて整理する」「子どもの主体性を重視し、教師が伴走者に徹する」「子どもが自ら納得解を見つけていくテーマ追求型授業を軸にする」など、具体的な授業改善のポイントをお話していただきました。文部科学省教科調査官や学習指導要領作成協力者としてご活躍され、道徳教育の第一人者である永田先生のご講義は、「明日からの進むべき方向性」とともに、受講生に元気と勇気を与えてくださいました。
オンラインでの講義ではありましたが、永田先生の教育や道徳の本質をつき、しかもユーモアのある話に、受講生は2時間くぎづけになって聴き入ることができました。また、研修後のアンケートからも、「これからの道徳の授業にぜひ生かしていきたい」「自信をもって道徳の授業に臨んでいきたい」という感想が書かれており、道徳の授業改善への意欲を感じることができました。