輝いている子どもたちの姿に感動!
- 公開日
- 2021/10/22
- 更新日
- 2021/10/22
教育長の部屋
本市における新型コロナウイルス感染症の感染者は、9月7日の県発表を最後に167人で止まっています。各学校における感染症予防対策の徹底、並びに各家庭のご協力に心から感謝いたします。全国的にも第6波が懸念されているところであり、今後とも感染症予防には万全の対策を講じ子どもたちの健康と安全を守っていかなければならないと改めて意を強くしているところです。
そのような中、月舘学園から10月16日(土)に開催する学園祭「あかつき祭」の案内をいただきました。久しぶりに学校行事に取り組む子どもたちの様子を直接見ることをとても楽しみにしていました。
当日は、参観者の入場制限をはじめ万全の感染症予防対策が行われる中、中学生の合唱祭と各種発表を鑑賞させていただきました。
合唱祭では、それぞれの学年が各パートの人数等に苦労しながらも、バランスや曲作りに工夫を凝らして、聞く人の心に響く素晴らしいハーモニーを披露していました。上記の写真は中学生が心を一つに歌い上げた全校合唱の様子です。また、中学2年生の職業学習の発表では、新聞社訪問、ロボットの進歩、消防士の仕事、看護師の仕事などについて、アニメ映画「千と千尋の神隠し」のストーリーに重ねながら分かりやすく解説していました。さらに、生徒会発表や閉祭セレモニーにおいても、今回のあかつき祭テーマ「百花繚乱 一人一人がきらめく瞬間」のとおり、それぞれの生徒がそれぞれの持ち味をフルに発揮しながらの発表で、生き生きと輝いていました。この姿は、今も深く脳裏に焼き付いています。
校長先生からは、このコロナ禍、子どもたちの準備の時間もなかなか取れなかったとお伺いしました。しかし、限られた時間を有効に使う工夫を講じながら、よりよいものを目指して活動していくことにも大きな意義があります。この「あかつき祭」に向けた事前の取り組み、そして、自分たちで創り上げた本番での発表は、子どもたちをまた一歩大きく成長させたものと確信しています。
(10月教育長の部屋) 教育長 菅野 善昌