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ほばら市民大学・ほばらナイスミセス第2回講座 「福島からの移民の足跡~故郷・福島」

公開日
2025/06/23
更新日
2025/06/23

生涯学習課

 6月17日に保原中央交流館を会場に、ほばら市民大学・ほばらナイスミセスの第2回講座が合同で実施されました。講師は、東京在住の元NHK国際放送局および報道局政治部記者の小柳眞理氏。

 講座では、移民の数が多かった福島県でも特に県北地区が多かったことや、移住後の大変な苦労、戦後や震災後に移民の方たちが故郷福島への支援を行ってきたことなどが紹介されました。受講生からは「海外にいても故郷福島を想い、今も県人会として支援していただいていることに感謝です」「近所にハワイ移民だった方の家があり、立派な写真や手回し蓄音機があったことを憶えています」「夫の祖父の兄弟がハワイ移民なので、移住された方たちの話が聴けて良かった。今も平和に交流できることはありがたい」「父の兄弟たちもアメリカやメキシコに渡りました。ミシンを送ってくれました」などの感想が寄せられ、身近に移民の方々がいたということもうかがえました。

 小柳さんからは、「移民に関する資料があったら、ぜひ県立図書館へ」と、大切な資料の保存についてのよびかけもありました。