記事

生徒指導研修Ⅱ・講義

公開日
2024/09/18
更新日
2024/09/18

伊達市教職員研修講座

 令和6年9月12日(木)、令和6年度 第9回 伊達市教職員研修講座 「生徒指導研修Ⅱ・講義」を開催いたしました。養護教諭を中心に、管理職や生徒指導主事の先生方など72名が参加しました。

 講師のふくしま子ども・女性医療センター 福島県立医科大学小児科学講座 教授 横山浩之先生から、「通常学級で支援が必要な児童生徒への対応の在り方等について」というテーマで講義をいただきました。

「適切な対応とはレディネスを守ること」「子どもを行動で解釈すること」「しつけの3原則(返事、あいさつ、靴そろえ)を小学校前に定着させること」「目をはなさないが、手をはなすこと」「ふさわしい行動を練習させること」「中学校から、子育ての方向性がかわること」「良い行いをすれば良いことが起きること」など、横山先生から支援が必要な児童生徒の対応にすぐに生かせる、とても参考になるお話をいただきました。

 研修受講記録には、「具体的な症例をもとに、どうすればよいかお話ししていただき大変ためになった。多くの児童の顔が目に浮かんだ。」「校長、担任、養護教諭、それぞれに役割があり、その役割を理解して対応にあたっていきたい。」「一人一人の見取りや働きかけを、チームでアプローチしていく必要があると思った。」「早寝・早起き・朝ごはんの大切さを保護者にも伝えたい。ゲーム・ネットなどについても伝えたい。」「支援が必要な子どもの保健室での関わり方について理解が深まった。」「昨年度も横山先生のお話を伺ったが、今年も新たな発見があった。何度も先生のお話を伺う機会があるとありがたい。」など、講師の横山先生のお話は、受講生に明日からの児童生徒の対応に大きな示唆を与えていただきました。