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太古の昔に思いを馳せて

公開日
2015/06/01
更新日
2015/06/01

文化課

 5月31日(日)に堂庭遺跡の平成27年度現地説明会が梁川八幡神社において開かれました。梁川八幡神社については、伊達氏11代当主持宗が建てたという説の他に様々な説があります。割拝殿と本殿との間にある「幣殿」という建物を解体工事をしたのに伴い、遺跡発掘調査が行われ、今回はその調査結果の説明会でした。
 幣殿の下に隠れていた昔の参道をさがす調査でした。発掘調査をしてわかったことは、参道が、過去に何度か造りなおされていたことでした。参道を直す時には、土を積み上げられ、参道の両脇には排水用の溝が造られているとのことでした。また、発掘調査の出土品の展示と職員からの説明がありました。説明会は、午前10時と午後2時の2回行われましたが、大勢の歴史ファンが訪れ、文化課の職員の説明に熱心に耳を傾けていました。