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「伊達市二十歳のつどい」が盛大に開催されました!

公開日
2025/02/06
更新日
2025/02/06

教育長の部屋

 去る1月12日(日)に「伊達市二十歳のつどい」が保原体育館を会場に開催されました。今年度二十歳を迎えた481名が参加し盛大に門出を祝いました。

 民法改正によって成年年齢が18歳に引き下げられたため、すでに成人という節目を迎えていたわけですが、本市では、これまでの成人式と同様、晴れて二十歳となられた節目の年に「二十歳のつどい」として実施しています。

 今回で三度目となる「二十歳のつどい」では、単なる式典で終わるのではなく参加者にとって思い出に残る会になることを目的として、各中学校の卒業生から選ばれた実行委員が主体となってイベントを計画するなど、昨年以上に合同開催の意義を高める時間を共有したようです。私も初めて参加させていただきましたが、「二十歳のつどい」には、二十歳を迎えられた皆さんに改めて成人者としての自覚を促し夢と希望をもってたくましく人生を歩んでほしいという願いが込められていると思います。当日会場に入ってみると、多くの出席者によってかもし出される活気と華やかさは格別でした。昔の懐かしい友だちと久しぶりに顔を合わせ、笑顔で近況を語り合っている姿からは若者特有のエネルギーと頼もしさを感じ、今回の参加者が伊達市の未来を創る貴重な人材であることを改めて感じることができました。

 式では、須田博行市長の式辞、菅野喜明伊達市議会議長の祝辞に続いて、出席者を代表して佐藤洸心さん、渡辺佳乃さんの二人が誓いの言葉を述べました。「自分も誰かの支えになれるよう日々精進していきたい。」「一人ひとりが自らの行動に責任を持ち、社会の一員として歩んでまいります。」と力強さと希望に満ちた立派な誓いでした。

 また、式全体を通して感じたことは、どの出席者も会場内での様々な連絡や指示を謙虚に受け止めて整然と参加していたことです。式中ほとんど私語もなく、厳かな中にも温かみのあふれる状況の中で式が進んでいました。毎年、この時期になると多くの会場で出席者のわがままな振る舞いやマナーの悪さが取り上げられテレビ等で報道されますが、本市では全くそのような行動は見られませんでした。このことは、参加した方々が、大人としての自覚を持ちながら式の意義をしっかりと理解していたことの証だと思います。また、まさに、二十歳を迎えた出席者全員の心の結束によって創り上げることができた式だったと思います。

 伊達市の感動的な「二十歳のつどい」に同席できたことを心から嬉しく思うとともに、これからの伊達市を担う二十歳の皆さんの活躍とよりよい未来の創造、そして将来的に伊達市に在住されることに大きな期待を寄せながら最高の気分で会場を後にしました。

2月教育長の部屋 教育長 渡部光毅