☆きらめき事業の中の二人の先生☆
- 公開日
- 2015/06/01
- 更新日
- 2015/09/25
教育長の部屋
5月24日、きらめき事業「東京藝大と伊達市内中学校吹奏楽部との第4回合同演奏会」が開催され、その音色、ハーモニー、迫力等、感動の演奏会でした。今回、藝大の二人の先生のお話が心に残っています。
一人はトランペツトの川田修一先生、「私は須賀川一小、須賀川一中、安積高校と進みました。この保原に高校でお世話になったA先生がいて、大変なつかしいです … 。」私はすぐA先生に携帯で連絡しましたが、残念ながら所用があり伊達市保原町にはおられませんでした。著名な演奏家となり藝大で教鞭をとられている川田先生が福島県出身ということ、大変嬉しく心強く思いました。また、この川田先生から慕われているA先生にあらためて深い敬意を持ちました。
もう一人は日本を代表するサキソフォーンの須川展也先生のあいさつです。演奏会が終わり、見送りの中学生に「私も本格的に音楽の道を志したのは皆さんと同じ中学生の時です。皆さんも一生懸命、頑張ってください。」このお話を聞いた時、藝大の学生の殆どが小学校や幼稚園時より英才教育を受けていることを聞いていましたので、須川先生のお話しには驚きました。また夢を持ちました。
伊達市きらめき事業に参加の中学生が世界的演奏家になることも夢ではないと思い始めるとともに、伊達市も音楽で情操あふれる豊かな故郷にしたいものと思いました。
その一週間後の5月31日、第5回の「ももの里コンサート」が開催されました。大盛況でした。伊達市内の11の合唱団と保原高校の合唱部が出演しました。どの合唱団も素晴らしい歌声とハーモニーを披露しました。楽しいコンサートで心が豊かになりました。6月そして未来への意欲が湧いてきました。
伊達市教育長 湯田 健一